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幼稚園の遠足

  長男の、そして、その後次男も入園することになる幼稚園は、歴史もあったが、同時に手作りの雰囲気が漂っていた。そのひとつの現れが遠足であった。市内の総合運動公園が行き先であり、少なくとも子供達が在園していた6年は変わることがなかった。ここには観覧車やメリーゴーランド等の乗り物もあるが、それらに子供達を乗せることはなく、メインではない野球場や相撲の土俵などがある、公園の裏ともいうべき何の変哲もない場所であった。ここで宝探しをさせたり、土手の上を滑られたりして遊ばせた。交通手段も、電車を利用する。保護者も全員参加である。

 妻が教師をしている関係上、休暇が取りにくく、計画的に休暇が取れる私がこれらの行事に同伴することになった。幼稚園に子供を通わせる母親達は、多くが主婦専業で、時間の余裕もあるものである。朝に子供を幼稚園に送っていった後、幼稚園の前で、ゆっくりと井戸端会議をやったり、互いの家でお茶を飲んだり。子供達は、子供同士、二人で手を繋いで歩いてゆき、保護者はその後を話をしながら付いてゆく。お母さん方と日頃交流がない私は話し相手がなく、正に居場所がなかった。

 特に昼食の時が問題だった。親しい者達が自然に輪になって食事を取る。どのグループに入ったらよいのか一瞬迷った。息子と二人だけでもという思いが頭を過ぎったが、そうすると可哀想なのは長男である。何としても単独は避けなければならないという意識の方が強かった。
その時に、ある母親がこっちに来ませんかと声を掛けてくれた。地獄に仏とはよく言ったもので、救われた気分になった。

 専業主婦が作る遠足の弁当は凄いものであった。大きなプラスチック容器に、おかずや果物がびっちりと入っていて、それを配ったり、互いに交換したりしていた。私は配る物は何もなく、ただただ貰う一方だった。教師をする妻にも、その実態は想像が付かなかったらしい。
私が子育ての中で、辛さを感じた出来事の三本の指に入る体験だった。それが、次男の時も含めると、6年間も続いた。


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