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「我が家は貧乏じゃないんだね」

 次男が進学して1年くらい経った後、次男がしみじみとした口調で洩らした。

 「我が家は貧乏じゃないんだね」

 次男の幼なじみに、親が駐車場を営む幼なじみがあった。県庁所在地の中心街に、約150台の駐車スペースを持つ家庭だった。祖父は戦前、「薪売り」をしていたという人で、薪売りから材木商となり、財をなした。郊外に材木店を移し、材木置き場を駐車場に替えた。直接は聞いたことはなかったが、祖父は「金は使う物じゃない」が口癖だという評判だった。次男の友人の父親は、高級車を乗り回すような人で、我が子には好きな物を買い与えていた。特にテレビゲームのソフトは新発売になる度に買い与えていた。一方、我が家は共稼ぎとは言え、サラリーマン家庭。とても真似は出来なかった。そのような中で、次男は、自分の家は貧乏人なんだという認識を持ったようだった。そして、中学生や高校生になっても、その認識は修正されなかったらしい。そう言えば、高校時代の一番の親友が、映画館やパチンコ店を経営する家庭の子であった。

 ところが、大学に入って、仲間にはせっかく日本随一の大学に入学したものの、経済的理由で最初から休学した者や、アルバイトに精を出さざるを得ない者、長期休業中も、旅費が無くという理由で、帰省をしない者、そして、仲間が住むアパートを訪問する等して、やっと実家の経済力に対する認識の修正を加えることが出来たらしかった。次男はいかに自分が恵まれているかを話すようになり、親に感謝の言葉を表すようになった。

 次男は長期の休みに、経済的な理由で帰省できない友人を数人連れて帰省した。妻は精一杯の料理を作って持てなし、夜はカラオケに連れてゆき、私は休暇を取ったりして観光地を案内した。
東照宮等の案内した時に、友人は掲示された入場料を見て、「僕は入らなくて良いです」と言い出した。入場券を買って手渡すと、申し訳なさそうにしながらも、喜んで見学していた。

 よく、「東大は家庭的に恵まれていないと入学できない大学」とマスコミが報道するが、平均的にはそうだったとしても、個別的には必ずしもそうではないのが実情である。
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